ビジネス日本語とは?

ビジネス日本語とは

ビジネス場面で必要とされるコミュニケーションのための日本語です。「一般日本語(General Japanese)」や高等教育機関に進学するための「アカデミックジャパニーズ(Academic Japanese)」とは異なり、以下のような内容も含みます。

例えば、上司の指示を理解すること、場面や相手に応じた表現の使い分け、適切な敬語表現、書き言葉と話し言葉の使い分け、グラフ・図・表などから大意を読み解くこと、電話での応対、社内外でのビジネスマナーなどを含んだ日本語を意味します。

ビジネス日本語を
評価する意義とは

会社に入社した外国人社員が
朝礼で自己紹介をしています。

「俺、この会社で頑張ろうと思ってるんだ。
みんなと仲良くなりたい。
よろしくお願いします。」

言いたいことはわかるけれど、朝礼でその言い方は…と、
違和感がありませんか。

会社で外国⼈の部下が
上司に話しかけています。

「ねぇ、部長、この書類にサインして。」

若いから仕方がない…、
外国人だから仕方がない…と、
何も言わずにサインをしますか。

レストランの席を予約するために、
電話で店員さんと話しています。

「窓際の席を取らさせていただきますが、
よろしかったでしょうか。」

と、店員さんに⾔われたら、
どんな気持ちになりますか。

ビジネス⽇本語を評価する意義とは…

ビジネス場⾯では、⼀般⽇本語としての文法的な誤りはなくても、相手との関係や場面に合わせた日本語を話す必要が求められるからです。

日本語能力を測るテストは、以下のようなタイプにわけられます。

  • 「一般日本語」を測ることを目的としたテスト
  • 「アカデミックジャパニーズ(アカデミック日本語)」を測ることを目的としたテスト
  • 「ビジネス日本語」を測ることを目的としたテスト

つまり、「一般日本語」能力が高い場合でも、ビジネスの場で適切な日本語を理解し運⽤できるとは限りません。
特に最近は、アニメや映画などを通じて独学で日本語を身につける学習者も増えています。
多くのアニメではかなりカジュアルなくだけた表現を含む一般日本語が使われており、そこで覚えた日本語をビジネスで使えば、どのようなことになるか想像がつくと思います。